第4回『澄和Futurist賞』(顕彰事業)

『澄和Futurist賞』とは
Futurist(フューチャリスト)とは、「未来を創る人」をイメージしています。
今この瞬間もたくさんの方々が、それぞれの想いを胸に、誰かのために汗し、人知れず黙々と自分の信じる道を進まれています。
私たちは、そうした意義ある活動に地道に取り組まれている皆様に心からの敬意を表し、応援させていただくとともに、社会により認知されるお手伝いをしたく、『澄和Futurist賞』を創設しました。
その想いが次世代へ継承され、素晴らしい未来に繋がっていく事を信じています。
概要
(1)趣旨
「より良い未来構築の為」に、市民目線で地道に取り組んでいる個人または団体を表彰し、その意義ある活動がより広く認知され、さらなる理解協力が得られるよう応援するものです。
(2)選考
賞の名称(サブタイトル)にあるとおり、「人の和」「自然との調和」も含めた広義の平和関連テーマに長年取り組む方を3組程度選定します。
(3)発表
毎日新聞社様に後援いただき、10月8日(火)に紙面発表を行います。
併せてこの日を『澄和の日』と定めることで、世の中に広く知られるよう取り組んでいきます。

澄和Futurist賞選考委員会によって、次の方々に決定いたしました。
- 一人一人の心の平和を
- 1948年詩作を開始。幅広い作風で知られ、日本を代表する詩人として活躍しています。
また、翻訳実績も多数。特に「世界人権宣言」の訳は、小さな子どもにもわかりやすく人権の大切さを伝えようという気持ちに溢れています。
さらに、140校以上作詞した小中学校などの校歌では、命や平和の尊さ、夢や希望を持つこと、対話の重要性などが大きなスケール感とともに謳われています。
「大切なのは一人一人の心の平和」という考えのもと、多彩な表現と手法で、読み手の生きる力を呼び起こしています。
- すべての命の架け橋に
- 1971年シンガーソングライターデビュー。幼い頃より抱き続けた「この地球は大きな生き物。私達は皆、そこに住む細胞同士」との想いを歌に編み続けてきました。今も全国ツアーを続け、50周年になろうとしています。
また地球環境問題へも高い関心を持ち続け、2004年よりIUCN*親善大使に就任。生物多様性がテーマの絵本『まあるいいのち』なども出版し、同じテーマで着物のデザイン、手描き、染めまで手掛けています。
すべての物を愛しむ心から発せられたメッセージは、命への敬意に富み、世代を超えたたくさんの人々へ影響を与えています。
(* IUCN/国際自然保護連合)
- 医療を通した草の根外交
- 1999年、中国での臨床を皮切りに20年間にわたってアジアの国々で顎顔面口腔外科医として3000件に及ぶ無償の手術を重ねています。2013年からは、途上国での治療に軸足を置くために大病院の口腔外科部長を辞し、フリーランスの口腔外科医に。現地医療では治せない多くの患者を救ってきました。その取組みは評判を呼び、カンボジアをはじめラオス、ミャンマー、タイなどへ広がっています。「困っている人を目の前にしてほうっておけない」との想いから日本とアジアの国を行き来し、手術や診療を続ける姿は、医療を通した草の根外交を担っています。
これまでの受賞者の皆さま
<第8回>
坂本 龍一様(当日代理 エイベックス・エンタテインメント副社長 若泉 久央様)
宮本 亞門様
大石 芳野様
叶 匠壽庵(社長 芝田 冬樹様 当日代理 御令息 芝田 元太様)