第3回『澄和Futurist賞』(顕彰事業)
『澄和Futurist賞』とは
Futurist(フューチャリスト)とは、「未来を創る人」をイメージしています。
今この瞬間もたくさんの方々が、それぞれの想いを胸に、誰かのために汗し、人知れず黙々と自分の信じる道を進まれています。
私たちは、そうした意義ある活動に地道に取り組まれている皆様に心からの敬意を表し、応援させていただくとともに、社会により認知されるお手伝いをしたく、『澄和Futurist賞』を創設しました。
その想いが次世代へ継承され、素晴らしい未来に繋がっていく事を信じています。
概要
(1)趣旨
「より良い未来構築の為」に、市民目線で地道に取り組んでいる個人または団体を表彰し、その意義ある活動がより広く認知され、さらなる理解協力が得られるよう応援するものです。
(2)選考
賞の名称(サブタイトル)にあるとおり、「人の和」「自然との調和」も含めた広義の平和関連テーマに長年取り組む方を3組程度選定します。
(3)発表
今回は毎日新聞社様に後援いただき、10月8日(日)に紙面発表を行います。
併せてこの日を『澄和の日』と定めることで、世の中に広く知られるよう取り組んでいきます。
澄和Futurist賞選考委員会によって、次の方々に決定いたしました。
- 1998年デビュー。音楽を通して平和へのメッセージを発信する傍ら、2008年より「教育は子どもたちの未来につながる」という考えのもとアフリカ・ケニアにおける子どもたちの教育サポートを足掛け11年にわたり実施してきました。
また、2010年には音楽とアートの力で地球規模の課題解決を目指す団体「一般財団法人mudef(ミューデフ)」を設立し、理事に就任。その活動は、アフリカでの支援に留まらず災害復興支援から生物多様性に関する啓発など多岐に及び、多くの若者に影響を与えています。
- 長年にわたり「柔道」を通して平和と礼節を重んじる日本の心を発信し続けてきました。「自分達だけでなく他のことも考え、共に栄える世の中を作る=自他共栄」の精神を基に、教育や国際的な文化・スポーツ交流を推進。
また、2006年にはNPO法人を設立し、選手・指導者の海外派遣、日本招聘事業や柔道衣・畳の海外供与など、主に発展途上国への支援に取り組んできました。そうした国際貢献事業の輪はさまざまな団体にも広がっています。
(1984年ロス五輪金メダリスト、同年国民栄誉賞受賞)
- 戦前より花火作りに従事。
終戦後3年間シベリアに抑留された後、復興期より長年にわたり長岡花火まつりをささえ、戦災殉難者の慰霊の花火を打ち上げてきました。
また、1984年のロス五輪閉会式での花火や1990年旧ソ連・ハバロフスクで打ち上げた、シベリアから祖国に戻れなかった5万5千人の戦友に捧げた鎮魂の花火など、海外での実績も多数。
「花火」という文化を通じて国際交流を図りながら、未来を担う子どもたちに平和への想いを伝えています。
これまでの受賞者の皆さま
<第8回>
坂本 龍一様(当日代理 エイベックス・エンタテインメント副社長 若泉 久央様)
宮本 亞門様
大石 芳野様
叶 匠壽庵(社長 芝田 冬樹様 当日代理 御令息 芝田 元太様)