第2回『澄和Futurist賞』(顕彰事業)

『澄和Futurist賞』とは
Futurist(フューチャリスト)とは、「未来を創る人」をイメージしています。
今この瞬間もたくさんの方々が、それぞれの想いを胸に、誰かのために汗し、人知れず黙々と自分の信じる道を進まれています。
私たちは、そうした意義ある活動に地道に取り組まれている皆様に心からの敬意を表し、応援させていただくとともに、社会により認知されるお手伝いをしたく、『澄和Futurist賞』を創設しました。
その想いが次世代へ継承され、素晴らしい未来に繋がっていく事を信じています。
概要
(1)趣旨
「より良い未来構築の為」に、市民目線で地道に取り組んでいる個人または団体を表彰し、その意義ある活動がより広く認知され、さらなる理解協力が得られるよう応援するものです。
(2)選考
賞の名称(サブタイトル)にあるとおり、「人の和」「自然との調和」も含めた広義の平和関連テーマに長年取り組む方を3組程度選定します。
次回からは一般公募も採り入れる方針です。
(3)発表
今回は毎日新聞社様に後援いただき、10月8日(日)に紙面発表を行います。
併せてこの日を『澄和の日』と定めることで、世の中に広く知られるよう取り組んでいきます。

財団理事及び毎日新聞社による選考委員会によって、次の方々に決定いたしました。
- 監督デビュー以来、「男はつらいよ」、「幸福の黄色いハンカチ」など数々の国民的人気映画作品を発表。監督が描く人、人間ドラマは、人々に夢や希望、幸福感を与え、和みの心を育んで来ました。また、旧満州からの引き揚げ体験に基づく平和への想いから、「母べえ」、「母と暮せば」など戦争が生んだ悲劇を描いた作品を手掛け、積極的に平和を説いています。
- 旧日本住宅公団において大規模団地設計を多数手掛けた修一様は、理想としていた街をつくるべく、英子様と共に地域の植樹を率先し、自宅にも里山さながらの雑木林を育てて来ました。果物も野菜も自ら育て、丁寧に生きるお二人を追ったドキュメンタリー映画「人生フルーツ」は、多くの共感を得てロングラン上映を続けています。
- 旧満州で生まれ、自らも残留孤児となったかもしれないという思いから、中国残留婦人の生涯を描いた一人芝居「帰ってきたおばあさん」を21年間、
演じて来られました。国内のみならず、ハルビン、長春、大連などで上演を重ね、2012年には北京での公演も実現。「弱い者が犠牲になるのが戦争」というメッセージを、文字通り全身全霊で伝え続けていらっしゃいます。
これまでの受賞者の皆さま
<第8回>
坂本 龍一様(当日代理 エイベックス・エンタテインメント副社長 若泉 久央様)
宮本 亞門様
大石 芳野様
叶 匠壽庵(社長 芝田 冬樹様 当日代理 御令息 芝田 元太様)