第2回 澄和Futurist賞 表彰式の様子
10月8日(澄和の日)に毎日新聞紙面を通じて発表した第2回澄和Futurist賞(主催/一般財団法人 澄和、後援/毎日新聞社)。
その表彰式を去る2017(平成29)年10月27日(金)に東京都千代田区内・学士会館にて開催しました。
3組の受賞者の皆さまをお迎えし、また、来賓として財界をはじめ、公益法人、スポーツ界や芸能界などから約170名の方々が出席され、賞のサブタイトルにあるとおり、ゆったりと和やかな式典となりました。
澄和Futurist賞は、「人の和」「自然との調和」も含めた広義の平和関連テーマに地道に取り組む方々を応援するためのものです。今回は文化、自然、平和、それぞれの分野にまつわる方が選ばれました。
一般財団法人 澄和では、この顕彰事業を軸に他の事業と組み合わせながら、私たちが描く「和む世界」の実現に向けて様々な方々と手を携えながらじっくりと取り組んでいきます。
また、第3回目は一般公募も視野に入れ、より大きな視点で次なる「Futurist」を探し、応援していきます。
引き続き澄和の活動にご注目ください。よろしくお願いいたします。
受賞者の皆様からのコメント(要旨)
山田 洋次様素晴らしい賞をいただいて、とても名誉なことだと思っています。作りたい映画があり、作らねばならない映画がある。この二つが重なっている場合にいちばん良いものが出来るんじゃないかという思いはずっと昔からあるものの、なかなか実現できませんでした。こういう賞をいただいた、いまだからこそ、それが出来るんじゃないか、そんな風に思います。体の続く限りもっともっと映画を作りたい、そんな思いを抱いて今ここに立っています。
津端修一様・英子様ご夫妻生まれ育った古い造り酒屋の過去帳の中にあった言い伝え―食が命ということ、お金は後からついてくること、母と父から繋いだ赤いタスキは自分が次の世代に渡すまで一生懸命に暮らすこと。そんなことを思いながら60年、ただただ、家の中のことが大好きだったものですから、うちの中で暮らしただけのことです。本当に立派な賞をいただきましてありがとうございました。これからも一生懸命やろうと思っております。
神田 さち子様私は21年おばあさんを演じながら、「戦争すれば弱かもんが犠牲になるとです。私ら夫婦を引き裂いたとは戦争です。戦争だけは、戦争だけはやめてください」一番最後に、白髪のおばあさんが切々と言う、このセリフに命を懸けております。「これからももっともっと、あなたはやり続けなさいよ、そして訴えなさいよ」そういうエールをいただいた賞だと思っております。ありがとうございました。
表彰式・パーティーの様子
これまでの受賞者の皆さま
<第8回>
坂本 龍一様(当日代理 エイベックス・エンタテインメント副社長 若泉 久央様)
宮本 亞門様
大石 芳野様
叶 匠壽庵(社長 芝田 冬樹様 当日代理 御令息 芝田 元太様)